ライブ画像の見かた

この画像は、2003年6月15日 21:10〜21:20 の受信画像です。
ここでは7つの流星による電波の反射(エコー)が見られます。

飛行機によるエコーも混じっています。飛行機によるエコーは必ず右下がりになります。
これは救急車が目の前を通り過ぎる時にサイレンが高い音から低い音に変化するドップラ効果と同じです。
流星の場合なぜ縦長になっているかと言いますと、一瞬のうちに周波数が変化するからです。



これも流星によるエコーです。継続時間が長いですね。大きな流星かも知れません。。



これは電離層による反射です。 8時29分台にちょろちょろっと流星エコーも見えています。



これも電離層 (スポラディックE層) による反射です。
電波源から発射された電波のいくらかは電離層を突き抜けて減衰するのですが、
電子密度が濃ゆいと反射の度合いも高くなります。



さらに電離層 (E層 FAI) による反射です。



ノイズ(オートバイ、発電機、家電製品などから発生する外来雑音)です。流星のエコーもちょろちょろっと見えます。